連続テレビ小説『ごちそうさん』
出征前の泰助の台詞。
「お母さんは一番大事なこと教えてくれたで。
生きてるいうことは、生かされてきとるということなんやて。
僕は、命の犠牲の上に成り立った命の塊なんやて。せやから僕の命は、擦り切れるまで使いたいて思てた。
僕、やりたいこといっぱいあるんや。
もういっぺん野球したいし、お酒とかも飲んでみたいし、くだらへんことで喧嘩して、
殴り合いの喧嘩とかもしてみたいし、お父さんみたいに自分を懸けて仕事をしてみたいし。
お母さんみたいに誰かをアホみたいに好きになってみたい。
僕は、僕にそれを許さんかったこの時代を絶対に許さへん。
僕は、この国を変えてやりたい。
せやから、這ってでも帰ってくるさかい、生き返らせてや。
あそこでまた皆でご飯食べさせてな。」
******
遠い昔ではなく、とても近い、自分の国の話。そして、今も世界中で戦争が起きているという現実。戦争というものが、どんなものなのか。それを体験していないからこそ、知る努力をしたいと思う。
食べ物だけじゃない、「命の犠牲」の上に、生かされてきたことを、受けとめられるように。
出征前の泰助の台詞。
「お母さんは一番大事なこと教えてくれたで。
生きてるいうことは、生かされてきとるということなんやて。
僕は、命の犠牲の上に成り立った命の塊なんやて。せやから僕の命は、擦り切れるまで使いたいて思てた。
僕、やりたいこといっぱいあるんや。
もういっぺん野球したいし、お酒とかも飲んでみたいし、くだらへんことで喧嘩して、
殴り合いの喧嘩とかもしてみたいし、お父さんみたいに自分を懸けて仕事をしてみたいし。
お母さんみたいに誰かをアホみたいに好きになってみたい。
僕は、僕にそれを許さんかったこの時代を絶対に許さへん。
僕は、この国を変えてやりたい。
せやから、這ってでも帰ってくるさかい、生き返らせてや。
あそこでまた皆でご飯食べさせてな。」
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遠い昔ではなく、とても近い、自分の国の話。そして、今も世界中で戦争が起きているという現実。戦争というものが、どんなものなのか。それを体験していないからこそ、知る努力をしたいと思う。
食べ物だけじゃない、「命の犠牲」の上に、生かされてきたことを、受けとめられるように。