★陶器市まで1カ月

冬を越し、昨年より少し太った醤油差し

桜を眺めながら作った「さくら丼」

酒器ー春らしくふんわり焼きたい

「たまには焼き物のことも書きなさいよ、楽しみにしているんだから」
とのお客様からの声。
確かに「うつわや 小野悦子」のタイトルには相応しくないブログと
化してしまっているな!!反省!というわけで、
今日は珍しく(これがいかん。)焼き物の写真をアップすることに。
思えば私は修行時代から、集中力に欠いていた。
ろくろを回している最中に、釉薬のアイデアが浮かんで、
いてもたってもいられなくなり、
釉薬室に移動してテストピースを作っていたら、
先生に「コラ!茶碗がろくろ台でグルグル回ってんぞ~!」と
注意されたり・・。
今は、さすがにろくろを止めることを覚えたけど、
窓の外に野鳥を見かけると、
庭で匍匐前進しながら撮影を始めてしまったり、
ラジオで、興味のある話題があると、
母屋に移動しネットで調べ始めたりで、
ハッと気づくと2,3時間経過。全く懲りていない自分に気づく。
「好きな人が物が多すぎて、見放されてしまいそうだ~」
思わず椎名林檎の曲を口ずさみたくなる、誘惑の季節。春。
しかし、今年も、あれよあれよと言う間に陶器市1ヶ月前。
日程は、4月27日(土)から5月6日(月)の10日間。
場所は、いつもと同じ「じゃりん小径」の右奥テント。
これからは毎日浮気せず、本業に専念するぞ~!!!と心に誓い、
点火した窯の面倒をみつつ、制作に勤しむ夜であります。
GWには是非陶器市へ♪

ーイチゴに想う「経済成長」ー

木村秋則さんの無農薬イチゴを自作の器で。
なんて贅沢なんだろう。
木村さんの存在を知ったのは、2006年。
NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」を観たときだ。
極貧生活の中で、家族や周囲の農家との関係に悩みながらも諦めず、
8年にわたって試行錯誤を続け、
絶対不可能と言われていた無農薬のリンゴの栽培に成功された木村さん。
その時に受けた衝撃、感動は今もずっと心に残っている。
(木村さんに関しては「奇跡のリンゴ」「すべては宇宙の采配」
などの著作もあるので、興味のある方は、是非。)
アベノミクス、金融緩和、株価上昇、円安・・巷では経済経済と騒がしいけれど、
私にはどこか実体のないものに思えてしまう。
それよりも、きょう、このイチゴを買わせて戴き、食した。
当たり前のことだけれど、そのことの方が実体がある。
里山に移り住んで陶芸や畑を始めてから、
慎ましい暮らしの中で、知恵を働かせて色んなものを手作りし、
生活を心から楽しんでいる人たちとの出逢いに恵まれた。
そして、自分の作るものを直接誰かに届ける喜びと共に、
作り手の感じ方や価値観に触れ、その人の作ったものだけでなく、
生き方自体に魅了され、買い物をする喜びを知った。
労働、生産、投資、消費。
その意味合いが一変した。
消費する、とは単にお金を使うことではなく、誰かの生き方を応援すること、
その活動を広げようとする「文化的な行為」なのだと。
それからは、料理するのも、カフェでお茶するのも、映画を観たり音楽を聴いたりするのも、
以前と比べようもないくらいワクワクする体験になった。
「経済成長」って、実はこういうことなのかなと、思ったりする。
労働することにも、消費することにも学び、成熟した意識、哲学を持つこと。
それを自分なりに心掛けていきたい。
大きな話になってしまうけど、日本中の人達が、そんな風に経済活動できたら、
この国は誰に対しても自慢したくなるような、素晴らしい国になるんじゃないかと夢想してしまう。
ネットによって、生産者と消費者との距離がぐっと近くなったし、
今までにない可能性が広がりつつある気がする。
木村さんのイチゴは小ぶりでキュッと身が引き締まっていて、
甘酸っぱく、どこか、はかなげな味がした。
木村さん、そして、繋げてくれた野原さん、ありがとう。
追記:ここで重大な訂正。私が戴いたイチゴは木村さんの指導を受けた、
愛知県豊田市の農業法人(株)みどりの里で生産されたものでした。
というわけで、感謝する方がもう一人増えました。みどりの里さん、ありがとう♡

★バスで益子、笠間へ!関東やきものライナー

4月18日から秋葉原から笠間⇒益子着の高速バスが運行開始。
東京と笠間・益子がぐっと近くなりま~す。
特に益子は車じゃないと、電車は乗り継ぎが悪くて時間がかかる。
真岡鉄道はSL体験ができて、里山の景色が素敵なのだけれど、
陶器市の時は、荷物もあったりで大変。バスがあれば百人力!?
ということで、交通の便がねえ・・と陶器市未体験のあなた!!
是非是非、今年こそはバスで陶器市へ~!
益子・秋葉原間は最短で2時間50分で、片道2000円(小児1000円)
2枚組だと3400円で片道あたり1700円。
この2枚組チケットは往復利用でも、2人の利用でもOK。
2枚チケット1枚で小児2名様もご利用可能。
益子・笠間の連絡バスも1日1往復運行するそうで、
益子の停留所は益子駅と、陶芸メッセ入口。
チケットは益子駅舎内の益子町観光協会でも販売、だそうです!

遅咲きの珍しい桜が満開。
5年前に庭の隅に申し訳なさそうに佇んでいたこの木を
太陽がさんさんと降り注ぐ中央に移した。
年々健やかに成長し、
今やうちのシンボルツリーになりつつある。
この桜は、蕾が膨らみ始めると同時に葉も芽吹き、
花と葉が同時に開く。
花は八重なのに、薄~い緑色なので、
葉にまぎれてあまり目立たない。
「なんて、地味な桜だろう・・。」なんてはじめは思ってた。
そうしたら、日に日に頬紅を差すようにポワッと色づき始めて、
散る頃には見事なピンク色の絨毯が。
この色彩がまたなんとも形容しがたい美しさなので、
毎年、誰かに自慢したいような気分になるのだけれど、
陶器市前のバタバタの時期に開花するため、
秘密の桜と化している。
ということで今年は写真のお裾分けです♪

★益子町陶器市告知

いよいよ来ました、陶器市~!!
日程は、4月27日(土)から5月6日(月)の10日間。
益子町城内坂のじゃりん小径(じゃりんこみち)の右奥テントで
皆さまをお待ちしております♡ 是非是非、声をかけて下さいね。
2012年版ですが、ココイコマップを添付します~
(注:前回スタンプラリーに参加していたメンバーの名前が書いてありますが、
リストの他にも沢山の作家さんがテントを出されています。)
最終日は午後3時r過ぎには、あちこちで片付けが始まりますので、
最終日にいらっしゃる場合は、早めにお越し戴くのがオススメです。
あと、朝晩は冷えることもあるので防寒具を忘れずに!!
さ、ラストスパート頑張っぺー!