<震災から一年>

一年前のあの日、あの時。
記憶は薄れるどころか、より鮮明により大きく心の中にある。
あの時感じた家族や友達を失ったかもしれないという恐怖、不安。
そしてその恐怖が現実となってしまった人たちが沢山いるということ。
命を落とされた多くの方々。ご遺族の方々。
故郷から離ざるを得なかった人たち、留まって生活している人たちの存在。
それぞれの闘いが今も続いているということ。
心から祈りたい。
いろんな疑問がある。今も。
でも、社会って自分で参加するもの、作るもので、
人任せにしてしまうものではないという当たり前のことも、この1年で分かった。
ほんとうに、いたいほど。
起きてしまったことは変えられない。
でも、これからを変えていくことは出来るし、変える責任が自分にもあると想う。
生かされている自分を生かしたい。
繋がれる人たちがいる、ということ。
支えてくれる人たちがいる、ということに毎日動かされてる。
ほんとうにありがとう。

<益子焼と放射能対策・町の取り組み>

①町民への通知

②市民測定所の案内・寄付金募集

③続き

焼き物と灰の問題。
瀬戸屋の中には、天然灰を全く使っていない人もいれば、
薪窯で焼成したり、生活で薪ストーブを使い、その灰で釉薬を調合している人もいます。
作り手も買い手も安心できるような対策をしてくれれば・・と願いつつ、
益子焼協同組合に問い合わせてみたところ、
焼き物関係者・町民に通知を出す準備・測定試験などをしている最中との返事が。
先月その通知が郵送されたとのことで、瀬戸屋の友人がコピーを送ってくれました。写真①
以下がその概要です。
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今後、益子焼が風評被害などの影響を受けないよう、以下の徹底を。
①制作過程で薪・炭を使用する場合、安全性の確保されているもののみを使用すること。
②釉薬を天然灰を使って作っている場合も、
3.11以降のものは、安全性が確保されるまで使用しないこと。
③組合で販売している陶土は定期的な測定を行なっているため安全性に問題はない。
釉薬に関しては、震災以前に生産された灰を使用したものしか取り扱っていない。
④現在震災後の複数の灰をサンプル調査中。結果が出たら随時報告する。
⑤薪・炭・陶土・最終製品に関しては、組合が窓口になって測定できるので、有効活用を。
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もう一つ、益子で民間測定所を設けようという動きもあります。
以下が友人からのメールの概要です。
益子内科胃腸科の古川さんが測定器を購入し、
一般市民(町内外問わず)町民が気軽に使えるよう、測定所を設立する準備をされていて、
寄付金を募っている。寄付特典も!
詳細は写真②③でご確認を。益子町城内坂のG+OOにも同様のチラシがある。
1リットルの容器にフードプロセッサーなどで細かくした食品を入れて測定。
セシウム134・137・ヨウ素131・カリウム40と核種測定が可能。*「AT1320A」で検索
「食品のみ」とするような他の測定所と違い、粉砕した陶磁器や灰も受け付け。
機器納入の都合、設立まではもうしばらく掛かるとのこと。
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その他にも色々と前向きな取り組みがあり、内外に対して誠意ある取り組みをしようと
行政が動いている様子なので、ひとまずホッとしています。
その色々については、まだ正式発表はされていないので、詳細がわかり次第アップします。
ちなみに私は一部の釉薬に天然灰を使っていますが、灰はすべて震災前のものです。
陶土も念のため茨城県の測定所に出しましたが、放射性物質は検出されませんでした。
今後も情報公開・共有しながら安全な焼き物を皆さんに届けていきたいと思います!